春の始まり、復活祭の頃に開かれる、
オイリュトミーと水彩を体験する二日間の講座のお誘いです。
こちらは5月から始まる2年間の教員養成講座のプレ講座です。
日程と詳しいスケジュールについては、
画像をご覧ください。
●お申込みはこちら
たくさんのお申込みをお待ちしております。
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コースリーダー渋谷智栄子先生からのメッセージです。
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現代人の多くは、言葉の表面ー知的な部分しか体験していません。
それは意味のみ伝わる記号のような冷たい言語と言えるでしょう。
しかし、子どもたちやハンディある人が必要としているのは、
いのちの通ったあたたかな言葉の体験です。
そこをしっかり学ぶのが今回の教員養成講座の要でもあります。
そこで、プレ講座のオイリュトミーでは、
「言葉」の隠された本質を〈色・音・形〉の多様な要素で動き、
ファンタジー溢れる詩やメルヘンを体験し、
感覚を統合する手遊び実習も行います。
1日目は、3重苦のヘレンケラーが生まれて初めて言葉を理解した
「Water!」の奇跡の場面を体験し、
講義では「見ること」「聞くこと」についてお話しします。
2日目は、片山敏彦の詩「心の中心から」をオイリュトミーで体験し、
三つの象徴(「太陽の金」「月の銀」「月のない夜の黒」)が
示唆する三つの意識段階「目覚め、夢、眠り」についてお話しします。
また、グリム童話「白雪姫」をオイリュトミーで動き、
死から再生した白雪姫の三つの試練、
三つの色彩、三つの魂の力についてお話しします。
多くの方のご参加をお待ちしております!
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午後の水彩は、
おひさまの丘宮城シュタイナー学園担任山田泉が受け持ちます。
⭐︎1日目 聖なるもの、まなざし
〜太陽と虹彩〜
「もしこの眼が太陽でなかったならば
なぜに光を見ることができようか
われらのなかに神の力がなかったならば
聖なるものが なぜに心を惹きつけようか」 ゲーテ『色彩論』
ゲーテの言葉を、虹の色環から紐解いていきましょう。
⭐︎2日目 復活祭
〜『花咲か爺さん』を描く〜
死の世界から再びよみがえる生命の輝きを、
日本の昔話『花咲か爺さん』の水彩を通して体験します。
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