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学園の魅力

Interview

何が必要なのかを考えて、

先を見通せる心が

育ったことに感動しました。

学園長 福島 玲子

みんなが愛し合う、シュタイナー教育

私は元々、公立の小学校に勤めていたのですが、出産を機に特約退職という制度を使って一時的にお休みをしました。その時に、シュタイナー教育を日本へ広めた子安美智子さんの講演会を東京で聞いたんです。約40年前だったのですが、その時からすでにテレビやゲームが普及していましたし、いじめや不登校が問題となっていました。「子供たちをそのような状況から救うにはどうしたら良いか……」と悩んでいたので、そういったいじめやゲームに夢中になるなどの問題が起こらず、みんなが愛し合っているというシュタイナー 教育にとても感銘を受けました。

​それからは、シュタイナー教育を自分のものとしていくために、宮城県内の学習会で勉強したり、ドイツで開催された日本人のための教育者養成講座に参加しました。また、帰国後の翌年に「もっと子供に関わりたい」と考え、約15年間養護学校で非常勤講師として働きました。その間も横浜のシュタイナー教員講座を受けたり、勉強会に参加したりして知識を身に付けました。

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「先を見通す力」を育む

今、学園の裏に小さなお家があります。それは約一年をかけて、家づくりの技術を持った大人が指導をしながら、子供たちが建てたものです。作業をしている時にお昼の時間になって、「ここでお昼を食べたいね」という話になった時、手が空いている子たちが率先してみんなのクッションとお弁当を持って来てくれたんです。何が必要なのかを考えて、先を見通せる心が育ったことに感動しました。雨が降りそうな時は傘を持って来てくれたり、次の授業で必要なものを用意してくれたり、教師を大切にしてくれることもとても嬉しいです。

シュタイナーの輪を広めていきたい

これからは、もっと地域を巻き込んで行けたらいいな、と考えています。2020年からは本校舎のすぐそばに第二校舎を作りました。妊娠しているお母さんから高齢の方まで様々な人が、ここで気軽にお茶を飲みながら話せるような場にしたいな、と考えています。どうしても、一人で家にいると悩みを抱えてしまいがちですが、一人じゃないんだって孤独を解消してもらえたらいいですよね。また、校舎の増設に伴い、教師の数も増やしていきたいです。教員養成講座も開催しているので、ぜひ教師を目指している方やシュタイナー 教育に興味がある方に参加していただきたいです。教師が増えることによって、子供たちへの個別指導もでき、より丁寧な指導ができると思っています!

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学園長

福島 玲子

何が必要なのかを考えて、

先を見通せる心が育ったことに

感動しました

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小学4年生

保護者

自ら学ぼうとする意欲を感じ、

私自身も一緒に成長していくのを

実感しています

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宮城教育大学

教授 田端 健人

いろんな能力があり、

それぞれにフィットした

教育方法がある

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